皆さんこんにちは。ぶっちんです。
今回のテーマは【住居】です。
大半の方は賃貸か持ち家のどちらかに住んでいらっしゃるかと思います。
よく、賃貸VS持ち家論争がSNSで展開されているのを目にしませんか?
ここでは私が考える住居に関するメリットデメリット個人的な視点で話していこうと思います。

賃貸のメリット・デメリット6選
賃貸のメリット
- 住み替えがしやすい
転勤や結婚、家族構成の変化など、ライフステージに応じて柔軟に住まいを変えられるのがメリットです。
特に最近は転職が当たり前の時代ですので賃貸の大きなメリットとなります。 - 初期費用や維持費が比較的少ない
住宅ローンが不要で、固定資産税や大規模修繕費も不要です。
持ち家でのランニングコストは大きな額になりがちでお金が減るのでなかなか改善できない場合がありますが、賃貸での設備故障等は大家や管理会社が対応する場合が多いので気軽に修繕依頼や家賃交渉をできます。 - 立地を優先できる
都心や駅近など、購入では高額になりがちな立地でも比較的住みやすいです。 - 災害・事故リスクを背負わない
地震や火災で資産価値が下がるリスクが少なく、修繕も基本的に大家側の負担となります。 - ライフスタイルに合わせて選択可能
単身用、ファミリー用、デザイナーズ物件など、幅広い選択肢から暮らし方に合う物件を選べますし、物件数も物件購入より多く選択肢も多いです。 - 資産価値の変動を気にしなくてよい
不動産価格の上下や売却のタイミングを考える必要がなく、身軽に生活できます。
持ち家は売却を検討する際に価値が上下しますので手間と時間がかかることで想像以上にストレスになります。
賃貸のデメリット
- 資産にならない
家賃を払い続けても自分の財産にならず、長年継続して住む場合に老後も支出が続きま
すので事前に計画性をもって契約をしましょう。 - 自由にリフォームできない
大規模なリフォームやDIYが制限され、好みの空間に作り替えにくいですし、
傷や破損等で退居時に現状復帰費用として追加の費用を請求されることもあります。 - 家賃の上昇や更新費用のリスク
更新料や家賃の値上げが発生することがあり、長期的な負担が読みにくいです。
昨今は異常な賃料値上げなどのトラブルの発生も起きています。 - 契約条件に縛られる
ペット不可、楽器不可など、暮らし方に制限がかかる場合があります。
特にアパートやマンションは騒音、異臭問題等で隣人トラブルにも注意が必要です。 - 高齢になると契約が難しくなる可能性
年齢や収入によっては、新しい賃貸契約が断られるリスクがあります。
老後は特に収入の有無で判断されますので注意が必要です。 - 改修や修繕の自由度が低い
例えば収納を増やしたい、設備を最新にしたいと思っても、自分の判断で改善できないことが多いです。まず大家さんに相談しても断られますし、賃貸借契約書にも物件の構造を変える工事は出来ないと記載されています。
持ち家のメリット・デメリット6選
持ち家のメリット
- 資産になる
住宅ローンを完済すれば自分の資産となり、老後に家賃負担がなくなります。相続財産として土地と建物を子どもに残すことも可能です。その際に相続税が発生しますので、
事前によく専門家や家族と相談しておきましょう。 - 自由にリフォーム・改装できる
間取り変更やリフォーム、DIYなど、自分好みにカスタマイズできます。持ち家の
メリットの中でも特に満足感が高くなりやすいです。 - 住宅ローン控除や補助制度がある
各自治体によりますが、税制優遇や自治体の補助金を利用できますので初期の負担が軽減される場合があります。特に住宅ローン控除は条件によって10年超という期間で、残債によっては大きな金額になるので是非利用しましょう。 - ローン支払い値上げの心配が少ない
住宅ローンは固定金利を利用すると基本的に固定額で、長期的な支払いが安定します。
変動金利の場合は、契約後に金利の変更があると銀行等で半年ほど前に通知され、支払額が上下します。
ただ、0.1%の上下でも大きな金額の変動となるため余裕をもって概算してもらい、契約しておくほうが安心です。 - 心理的な安心感
「自分の城を持っている」「主は自分」という安心感や達成感が得られます。
意外と住居に対する不安の影響は大きく、健康リスクにまで影響が及ぶ場合があるので
持ち家というだけでとてもQOL(生活の質)が上がります。 - 老後の住まいの心配が少ない
高齢になっても住まいを確保でき、賃貸契約を断られる不安がありません。
特に老後に年金生活になると収入によっては賃貸契約を断られるので、
持ち家があるととても安心です。
持ち家のデメリット
- 初期費用が高額になる
頭金や諸費用、登記費用など、購入時の負担が高額になります。
おおよそですが、物件価格の10%から20%くらいの費用+頭金になります。
頭金はなくても購入は出来ますが、
ローンに加算されますので資金に余裕がない場合は注意してください。 - 固定資産税や維持費がかかる
毎年の固定資産税、修繕費、リフォーム代などランニングコスト(継続的な支出)が必要です。
特に固定資産税は分割出来るものの、金額が大きいため生活コストの中に入れていないと支払いが苦しくなります。新築の場合は修繕費用やリフォーム代はしばらく先になりますが、必ず多額の支出になりますので余裕をもった資金管理が必要です。 - 簡単に住み替えできない
業種により転勤やライフスタイルの変化に対応しにくく、売却や賃貸に出すにも時間と手間がかかります。
最近は転職が身近になってきていますので、購入する際は仕事に支障が出ないよう注意が必要です。 - 不動産価値の下落リスク
地域や景気の影響で資産価値が下がる可能性があり、売却してもローンが残るケースもあります。
基本的にローン支払い途中で住宅を売却しても手残りがある場合は稀です。
(住宅購入やコストを含めた総支払い額ー土地建物売却額=マイナス額になるため)
売却額をローン返済に充ててもローンが残ると後の生活が苦しくなるためよく考えてから売却を検討しましょう。 - 災害リスクを負う
地震・台風・火災などで家が損壊すると、自分で修繕費を負担する必要がありますが、住宅を購入する際には必ず火災保険に加入します。
その際には地域の近くに川や海が
ある、地域の高低差等を加味した保険のオプション等も検討しましょう。
当然ながら保険料は上がりますが、最悪住宅を失うリスクというのはかなり大きいです。 - ローンの長期的な負担
住宅ローンは30年以上に及ぶこともあり、収入減や病気などで返済が困難になるリスクがあります。控除等を利用しても期間は限定されており、生活を圧迫するので余裕をもった
長期資金管理が必須です。
いかがでしょうか?住宅には一概にどっちがいいというものはありません。
あなたの生活に合わせた住宅の選び方が理想ですので争っても仕方がないということです。
ただ、金銭面という1点のみに要点を絞れば賃貸のほうが様々なコストは安くなりやすいです。
しかし人間ですから精神的な部分も決して無視できません。
私も最近、事情により中古戸建てを購入しましたが今までの賃貸生活とはメンタルが段違いに
良くなりました。
皆さんもぜひ住宅について自分と向き合って考えてみてはいかがでしょうか?